00:00
正答率 計測中
正答者の平均タイム 計測中
専門技術的な判断を要する処分の司法審査に関する次のア〜エの記述のうち、判例に照らし、妥当なものはいくつあるか。ただし、争いのあるものは判例の見解による。
ア教科書検定について、判例は、検定の審査・判断は、申請図書の内容が学問的に正確か、中立・公正か、教科の目標等を達成するうえで適切か、児童・生徒の心身の発達段階に適応しているかなどの観点から多角的に行われる、学術的・教育的な専門技術的判断であるから、文部大臣の合理的な裁量に委ねられるとした。
イ原子炉設置許可処分の取消訴訟について、判例は、処分がされた当時の科学技術水準に照らし、調査審議で用いられた具体的審査基準に不合理な点があり、あるいは調査審議及び判断の過程に「看過し難い過誤、欠落があり」、行政庁の判断がこれに依拠してされたと認められる場合には、処分を違法とすることができるとした。
ウ温泉の掘さくの許可について、判例は、温泉源の保護等の見地から許可を拒む必要があるかどうかの判断は、主として「専門技術的な判断を基礎とする行政庁の裁量により決定さるべきことがらであつて」、裁判所が行政庁の判断を違法とし得るのは、その判断が裁量権の限界を超える場合に限られるとした。
エ教科書検定で付される検定意見のうち改善意見について、判例は、改善意見は検定の合否に直接の影響を及ぼすものであるから、その付与に係る検定審議会の判断の過程に、検定当時の学説状況等の認識についての過誤があって文部大臣の判断がこれに依拠したと認められる場合には、違法となるとした。











