00:00

正答率 計測中

正答者の平均タイム 計測中

規制権限の不行使と国家賠償法1条1項に関する次のア〜エの記述のうち、判例に照らし、妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
ア宅地建物取引業者に対する知事の監督処分について、判例は、処分の選択や権限行使の時期等は知事等の専門的判断に基づく合理的裁量に委ねられているとしたうえで、その不行使は、監督処分権限が付与された趣旨・目的に照らし著しく不合理と認められるときでない限り、個々の取引関係者に対する関係で国家賠償法1条1項の適用上違法の評価を受けないとした。
イ医薬品の副作用による被害について、判例は、厚生大臣が副作用による被害の発生を防止するための薬事法上の権限を行使しなかったことは、その時点における医学的、薬学的知見の下で、薬事法の目的及び厚生大臣に付与された権限の性質等に照らし、「その許容される限度を逸脱して著しく合理性を欠く」ものであって、国家賠償法1条1項の適用上違法であるとした。
ウ炭鉱のじん肺の被害について、判例は、規制権限の不行使は、その権限を定めた法令の趣旨、目的や権限の性質等に照らし、具体的事情の下で、「その不行使が許容される限度を逸脱して著しく合理性を欠くと認められるとき」は、被害を受けた者との関係で国家賠償法1条1項の適用上違法となるとし、保安規制の権限を直ちに行使しなかったことを違法とした。
エ規制権限を行使しなかったことを理由とする国家賠償請求について、判例は、その不行使が国家賠償法1条1項の適用上違法となるための要件として、被侵害利益の重大性、被害の予見可能性、結果回避可能性、権限行使の期待可能性及び補充性を挙げ、これらの要件が満たされるときは、その不行使は被害を受けた者との関係で違法となるとしている。

一次試験の法律科目対策のあとは面接カード作成・面接対策も
AI で万全に

受験先の試験日程も、まとめてチェック