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上級行政機関の指揮監督と行政機関の間の権限の争いに関する次のア〜オの記述のうち、妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
ア行政機関相互の間で権限の有無やその行使をめぐって生じる争いは、国民の具体的な権利義務に関する争いではないから、法律上の争訟に当たらず、本来は行政の内部で解決されるべきものであるとするのが通説である。
イ地方自治法上、普通地方公共団体の長は、その団体の執行機関相互の間で権限について疑義が生じたときは、「これを調整するように努めなければならない」ものとされている。
ウ内閣法上、各省の所掌事務をめぐって主任の大臣の間で権限についての疑義が生じたときは、その疑義は内閣法制局長官が裁定するものとされている。
エ各省大臣は、所管の諸機関及び職員に対し「訓令又は通達を発することができる」ほか、上級機関として、法律の根拠がなくても、指揮監督権の当然の内容として下級機関の権限を代わって行使することができると解するのが通説である。
オ一般に、上級行政機関は、行政の統一を確保するため、法律の根拠がなくても、組織法上当然に下級行政機関に対する指揮監督権をもつと解されている。











