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法律科目の泉
憲法
表現の自由
表現規制の審査基準と事前抑制
中級 第1問
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表現の自由に対する制約と、その合憲性の判断の仕方に関する次の記述のうち、判例に照らし、最も妥当なのはどれか。
1
憲法21条1項は、公共の福祉に反しない限り、集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由を保障すると定めている。
2
刑罰法規があいまい不明確のゆえに憲法31条違反となるかどうかについて、判例は、その法規の取締りに当たる機関の理解において、具体的場合に当該行為がその適用を受けるかどうかを判断できる基準が読みとれるかどうかによって決すべきであるとした。
3
青少年との「淫行」を処罰する条例の規定について、判例は、「淫行」とは「広く青少年に対する性行為一般をいうものと解すべきではなく」、青少年の心身の未成熟に乗じた不当な手段により行う性交又は性交類似行為に限られるとし、青少年を単に自己の性的欲望を満足させるための対象として扱っているにすぎない性交等は処罰の対象に含まれないとした。
4
教科書検定が憲法21条に違反するかが争われた事件で、判例は、表現の自由に対する制限が容認されるかどうかは、制限が必要とされる程度と、制限される自由の内容・性質、加えられる具体的制限の態様・程度などを比べ合わせて決すべきであるとした。
5
報道機関の取材フィルムに対する提出命令について、判例は、「審判の対象とされている犯罪の性質、態様、軽重および取材したものの証拠としての価値」などを考慮すべきであるとしつつ、提出を命ずることができるのは、明白かつ現在の危険が認められる場合に限られるとした。
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