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表現の自由とわいせつ表現の規制に関する次のア〜オの記述のうち、妥当なもののみをすべて挙げているのはどれか。ただし、争いのあるものは判例の見解による。
ア判例は、「性的秩序を守り、最少限度の性道徳を維持することが公共の福祉の内容をなすことについて疑問の余地がないのであるから」、わいせつ文書と認めた訳書の出版を公共の福祉に違反するものとした原判決は正当であるとした。
イ判例は、文書のわいせつ性の判断に当たっては、「該文書を全体としてみたときに、主として、読者の好色的興味にうつたえるものと認められるか否か」などを検討するとしつつ、文書に表現された思想等と性的描写との関連性は考慮すべきでないとした。
ウ刑法は、わいせつな文書等の頒布や公然陳列のほか、有償で頒布する目的でわいせつな物を所持し、又はわいせつな電磁的記録を保管する行為も処罰の対象としている。
エ判例は、憲法の保障する基本的人権は、各条文に制限の可能性を明示しているか否かにかかわらず、公共の福祉の制限の下に立ち、絶対無制限のものではないとした。
オ憲法は、21条1項で、22条1項と同じく「公共の福祉に反しない限り」との文言を付して、表現の自由を保障している。

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