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集会・表現の場所と規制に関する次のア〜オの記述のうち、判例に照らし、妥当なものはいくつあるか。
ア防衛庁の職員宿舎の共用部分へのビラ配布のための立入りの処罰が争われた事件で、判例は、このような場所に管理権者の意思に反して立ち入ることは、「管理権者の管理権を侵害するのみならず」、そこで私的生活を営む者の私生活の平穏を侵害するものといわざるを得ないとした。
イ新東京国際空港の安全確保のための法律について、判例は、工作物使用禁止命令は暴力主義的破壊活動を行った者に対する制裁として発せられるものであるから、「右工作物使用禁止命令によってもたらされる居住の制限は、公共の福祉による必要かつ合理的なものであるといわなければならない」とした。
ウ市庁舎前の広場での集会が争われた事件で、判例は、集会の自由に対する制限が必要かつ合理的なものとして是認されるかどうかは、「制限が必要とされる程度と、制限される自由の内容及び性質、これに加えられる具体的制限の態様及び程度等」を較量して決めるのが相当であるとした。
エ市民会館の使用不許可が争われた事件で、判例は、条例の「公の秩序をみだすおそれがある場合」とは、集会の自由を保障することの重要性よりも、「人の生命、身体又は財産が侵害され、公共の安全が損なわれる危険を回避し、防止することの必要性が優越する場合」をいうとした。
オ県の公安条例について、判例は、集団示威運動等が公共の安全に対し明らかな差迫った危険を及ぼすことが予見されるときは許可せず又は禁止することができる旨の規定を条例に設けても、「これをもつて直ちに憲法の保障する国民の自由を不当に制限することにはならない」とした。

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