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財産権の制限と補償に関する次のア〜オの記述のうち、判例に照らし、妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
アため池の堤とうの使用を禁止し、違反者を処罰する条例の事件で、判例は、「本条例四条は、ため池の破損、決かい等による災害を防止し」、住民等の安全を保持するために所定の行為を禁止したものであるとし、この条例は法律の個別の委任に基づいて制定された委任条例であるとした。
イ同じ事件で、判例は、堤とうを使用する財産上の権利を有する者は「何人も、公共の福祉のため、当然これを受忍しなければならない責務を負うというべきである」とした。
ウ同じ事件で、判例は、条例の規定は堤とうの使用に関し制限を加えているから、堤とうを使用する財産上の権利を有する者には「その使用を殆んど全面的に禁止することとなり」、著しい制限を加えるものであるとした。
エ新空港の規制区域内の工作物について、その所有者等に一定の用に供することの禁止を命ずることができるとする規定について、判例は、「憲法二九条一、二項に違反するものではない」とした。
オため池条例の事件で、判例は、条例の定める事項は既に法律が規定している事項であるとしたうえで、「これを条例で定めたからといつて、違憲または違法の点は認められない」とした。











