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社会保障をめぐる裁量と司法審査に関する次のア〜オの記述のうち、判例に照らし、妥当なもののみをすべて挙げているのはどれか。
ア朝日訴訟の判決は、入院入所中の患者の日用品費について、本件基準が具体的に妥当なものであるかどうかは、各費目、数量、単価を個別的に考察して検討すれば足り、「その全体を統一的に把握すべきである」とはいえないとした。
イ入院入所患者の日用品費に関する本件の生活扶助基準について、判例は、厚生大臣の認定判断を、「与えられた裁量権の限界をこえまたは裁量権を濫用した違法があるものとはとうてい断定することができない」とした。
ウ25条を具体化する法令について、判例は、その「受給者の範囲、支給要件、支給金額等」の定めについては、25条違反の問題を生ずることはあっても、別に14条・13条違反の問題を生ずることはないとした。
エ生活保護法の規定に基づいて国から生活保護を受けることについて、判例は、それが単なる国の恩恵ないし社会政策の実施に伴う「反射的利益」ではなく、「法的権利であつて、保護受給権とも称すべきもの」であるとした。
オ憲法25条1項・2項の規定について、判例は、それが「国権の作用に対し、一定の目的を設定しその実現のための積極的な発動を期待するという性質のもの」ではないとした。

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