00:00
正答率 計測中
正答者の平均タイム 計測中
統治行為に関する次のア〜オの記述のうち、妥当なもののみをすべて挙げているのはどれか。ただし、争いのあるものは判例の見解による。
ア苫米地事件において、判例は、いわゆる統治行為による司法権の制約は、三権分立の原理に由来し、当該国家行為の高度の政治性や裁判所の司法機関としての性格などから、明文の規定はないものの、司法権の憲法上の本質に内在する制約であるとした。
イ長沼ナイキ基地訴訟(上告審)において、判例は、地元住民が争った、航空自衛隊の基地建設のための保安林の指定解除処分について、自衛隊が憲法9条2項にいう陸海空軍その他の戦力に当たるかどうかは高度の政治性を有する問題であり、統治行為として裁判所の審査権の外にあるとして、その取消しを求める訴えを退けた。
ウ富山大学事件(単位不認定)において、判例は、単位授与(認定)行為は「純然たる大学内部の問題として大学の自主的、自律的な判断に委ねられるべきもの」であるとしつつ、それが一般市民法秩序と直接の関係を有するかどうかにかかわらず、裁判所の司法審査の対象になるとした。
エ砂川事件において、判例は、日米安全保障条約が違憲であるか否かの法的判断は、「一見極めて明白に違憲無効であると認められない限りは、裁判所の司法審査権の範囲外のもの」であるとした。
オ衆議院の解散は、憲法7条に「衆議院を解散すること。」として天皇の国事に関する行為に掲げられており、天皇は、国会の議決に基づいてこれを行う。











