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無権代理に関する次のア〜オの記述のうち、妥当なもののみをすべて挙げているのはどれか。ただし、争いのあるものは判例の見解による。
ア判例は、無権利者が他人の物を自己の物として処分し、真実の権利者が後にこれを追認した場合について、「無権代理行為の追認に関する民法一一六条の類推適用により、処分の時に遡つて効力を生ずる」としている。
イ無権代理の相手方は、契約の時において代理権を有しないことを知っていたかどうかを問わず、本人に対し、相当の期間を定めて追認をするかどうかを確答すべき旨の催告をすることができる。
ウ無権代理の相手方が本人に対し、相当の期間を定めて、その期間内に追認をするかどうかを確答すべき旨の催告をした場合において、本人がその期間内に確答をしないときは、本人はその契約の追認をしたものとみなされる。
エ本人が無権代理人に対して追認をした場合には、相手方がその事実を知らないときでも、本人は、追認したことを相手方に対抗することができる。
オ判例は、無権代理人の責任の要件と表見代理の要件がともに存在する場合において、「表見代理の主張をすると否とは相手方の自由である」として、相手方は、表見代理の主張をしないで、直ちに無権代理人に対して民法117条の責任を問うことができるとしている。

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