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法律科目の泉
民法 I(総則・物権)
即時取得
即時取得と盗品・遺失物の回復
中級 第2問
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即時取得に関する次の記述のうち、判例・通説に照らし、妥当なのはどれか。
1
民法192条の「取引行為」は売買に限られ、無権利者から贈与を受けて動産の引渡しを受けた者には、同条による即時取得は認められない。
2
判例は、「およそ占有者が占有物の上に行使する権利はこれを適法に有するものと推定される以上(民法一八八条)」、即時取得を主張する占有取得者の無過失も推定され、占有取得者自身において無過失を立証する必要はないとした。
3
民法上、不動産の賃貸の先取特権については、即時取得を定める192条の規定は準用されず、賃借人の動産であると過失なく信じた賃貸人も、他人の動産の上に先取特権を取得することはない。
4
制限行為能力者から動産を買い受けた者は、その売買が取り消されて「初めから無効であったものとみなす」こととなっても、売主が制限行為能力者であることを過失なく知らなければ、民法192条により所有権を取得する。
5
民法194条によれば、占有者が盗品を「その物と同種の物を販売する商人から、善意で買い受けたとき」は、被害者は、占有者が支払った代価を弁償することなく、その物を回復することができる。
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