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違憲審査・司法審査の対象に関する次のア〜オの記述のうち、妥当なもののみを挙げているのはどれか。ただし、争いのあるものは判例の見解による。
ア裁判所法3条1項によれば、裁判所は、日本国憲法に特別の定のある場合を除いて、一切の法律上の争訟を裁判するほか、法律において特に定める権限を有する。
イ裁判の違憲審査が争われた事件において、判例は、「一切の抽象的規範は、法律たると命令たると規則たるとを問わず、終審として最高裁判所の違憲審査権に服する」とした。
ウ判例は、「法律上の争訟」とは「法令を適用することによつて解決し得べき権利義務に関する当事者間の紛争をいう」としたうえで、村議会の予算議決は、それだけで住民の具体的な権利義務に直接関係するから、法律上の争訟に当たるとした。
エ百里基地訴訟において、判例は、憲法9条は、人権規定とは異なり、国の行為である限り、私法上の行為に対しても直接適用される場合があるとした。
オ憲法81条は、最高裁判所が違憲審査をする対象として、「一切の法律、命令、規則又は処分」とならんで条約を明示している。

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