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ケインズの流動性選好説において、投機的動機にもとづく貨幣需要が利子率の減少関数となる理由に関する次の記述ア〜エのうち、妥当なものの組合せとして、最も妥当なのはどれか。
アどの水準の利子率を正常とみなすかは人によって異なるが、いまの利子率が自分の正常とみなす水準を下回っている人は、この先の利子率は上がると予想する。このため、市場の利子率が低いほど、利子率の上昇を予想する人は多くなる。
イある人は、債券を買えば1年間で購入額の2%にあたる利子を受け取れるが、その1年の間に債券の価格が購入時より5%下がると見込んでいる。この人は、債券を持つと差し引きで購入額の3%の損になると考え、手持ちの資産をすべて貨幣で持とうとする。利子率が低いほど、受け取る利子でこうした値下がりを埋められない人は多くなる。
ウ利子率が低いと企業の投資が増え、その代金の支払いに充てる貨幣が多く必要になる。このため、投機的動機にもとづく貨幣需要は、利子率が低いほど大きくなる。
エ利子率が低いときほど、貨幣を手元に置くことで受け取りそこなう利子は大きくなる。このため、利子率が低い局面では、手持ちの債券を売って資産を貨幣に替え、そのまま手元に置いておこうとする人が増え、投機的動機にもとづく貨幣需要が大きくなる。











