長文読解 大問3

本文 約424字・小問3問

00:00

次の文章を読んで、問1〜問3に答えなさい。

1
体の外の環境は絶えず変わるが、体の内側の状態はせまい範囲に保たれている。外の気温は一日のうちに十度以上動くこともあるのに、体温の動きはおよそ一度にとどまる。このように内側の状態を一定に保つ働きを恒常性という。恒常性は、ずれが生じたときに、それを打ち消す向きに体を動かすことで成り立っている。
2
体温の場合、ずれをとらえて指令を出すのは脳の一部で、その指令が皮膚の血管や筋肉を動かす。暑いときは、皮膚の近くの血管が広がって多くの血液が流れ、汗をかくと、その汗が乾くときに熱が奪われる。寒いときは反対に、血管が縮んで熱を逃がしにくくし、筋肉が細かく震えて熱を作る。
3
同じ働きは、血液中の糖の濃さである血糖にも見られる。食事で血糖が上がると、すい臓から出るホルモンのはたらきで糖が肝臓などへ取り込まれ、血糖は二、三時間でもとの値近くに戻る。逆に血糖が下がると、肝臓はたくわえていた糖を血液へ送り出す。上げる働きと下げる働きがそろうから、血糖は一定の幅に収まる。

問1

初級
本文によれば、一日のうちで体温はどれだけ動くか。

問2

中級
本文の内容と合致するものはどれか。

問3

中級
本文の内容と合致するものを、次のアからウの中からすべて選んだ組み合わせはどれか。
ア 肝臓は、血糖が下がったときに、ためておいた糖を血液に戻す
イ 暑いときは、皮膚の近くの血管が縮んで熱を外へ逃がす
ウ 体の内側の状態は、外の環境と違って、せまい範囲から大きく外れない