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虹の七色のように、光の色は波長の長さによって違う。赤・緑・青の光を暗い壁に重ねて当てると、重なった部分はもとの光より明るくなる。三つの光がそろうと、白に近い色に見える。光を重ねることは、目に届く光を足し合わせることだからである。
2
絵の具を混ぜるときも、色を足せば明るくなると考えたくなる。( エ )、実際には絵の具は混ぜるほど暗くなる。絵の具は、当たった光の一部を吸い取り、残りを跳ね返すことで色を見せている。混ぜると吸い取られる光が増え、跳ね返る光は減っていくのである。
3
印刷物が、主に赤紫・青緑・黄の三色のインクを重ねて色を出すのも、この性質による。インクも絵の具と同じく光を吸い取って色を作るため、光の三色とは別の三色が選ばれている。たとえば赤紫と黄のインクを重ねると、赤に見える。同じ「色を混ぜる」でも、光を足すのか引くのかで、結果は逆になる。

