5分でわかる寡占

ミクロ経済学・不完全競争

寡占とは・反応関数とクールノー均衡

30秒でわかる寡占

寡占は、少数の企業が市場の大部分を供給している状態です(2社だけなら複占)。1社が生産量を増やすと価格が下がり、相手の利潤まで変わるので、各社は相手の出方を読んで量や価格を決めます。

反応関数

相手の生産量を決めたときの、自社の利潤が最大になる生産量。グラフにしたものが反応曲線

クールノー均衡

2社が同時に、相手の量を一定とみて量を決める。2本の反応曲線の交点

シュタッケルベルク均衡

一方が先に量を決め、もう一方がそれを見て決める。先に決める側は、相手の反応関数を読み込んで量を選ぶ

カルテル

協定を結んで2社の利潤の合計を最大にする。限界費用が同じ一定なら、合計の量は独占と同じ
横軸にA社の量、縦軸にB社の量。A社の反応曲線(15,0)から(0,30)とB社の反応曲線(0,15)から(30,0)が、点E(10個、10個)で交わるB社の量A社の量101530301510A社の反応曲線B社の反応曲線E
A社の反応曲線とB社の反応曲線が交わる点Eが、クールノー均衡

先に読む論点独占

このページの「基本の市場」は、需要曲線が P=180−4QP=180-4Q で、A社・B社とも限界費用(MC。1個多くつくると増える費用)が60円で一定の市場です。PP は価格〔円〕、QQ は2社の生産量の合計〔個〕で、価格を量の式で表したこの形を、問題文では逆需要関数と呼びます。A社の量を qAq_A、B社の量を qBq_B と書き、Q=qA+qBQ=q_A+q_B です。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ
地方上級—特別区Ⅰ類★★
市役所★国家総合職★★
国家一般職★★国家専門職★★★

国家公務員(とくに専門職)と特別区で出ていて、計算・図の読み取り・文の正誤の3つの形があります。

よく出るタイプ

寡占の問題は、次の5つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

次にやること

「必修」の5問を解く「寡占」をランダムに演習「寡占」の問題一覧(38問)

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