5分でわかる独占

ミクロ経済学・不完全競争

独占とは・独占企業の利潤最大化(MR=MC)

30秒でわかる独占

独占は、売り手が1社だけの市場です。独占企業は売る量を決めると、その量を売り切れる最も高い価格を需要曲線から付けられます。多く売るほど価格は下がります。

限界収入(MR)は1個多く売ったときの収入の増え方、限界費用(MC)は1個多くつくったときの費用の増え方です。

利潤最大の条件

限界収入(MR)= 限界費用(MC)

限界収入(需要曲線が直線のとき)

P=a−bQP=a-bQ(aa は縦軸と交わる高さ、bb は傾き)なら MR=a−2bQMR=a-2bQ

価格

MR=MC で決めた量の真上にある、需要曲線の高さ

ラーナーの独占度

P−MCP\dfrac{P-MC}{P}(価格のうち限界費用を上回る部分の割合)
需要曲線 P=120−Q、限界費用40円の独占企業。限界収入と限界費用の交点Aで量、その真上の点Mで価格、完全競争の点Cとの間の三角形が死荷重価格数量40801208040需要曲線限界収入限界費用死荷重AMC
限界収入と限界費用の交点Aで量を決め、その真上の需要曲線の点Mで価格を読みます。灰色の三角形が死荷重(取引が減ったために社会全体で失われる得)です

先に読む論点費用と供給余剰分析弾力性

この図の市場(需要曲線 P=120−QP=120-Q、総費用 TC=40QTC=40Q。PP は価格〔円〕、QQ は数量〔個〕)では、総収入 (120−Q)×Q=120Q−Q2(120-Q) \times Q=120Q-Q^2 を数量で微分すると MR=120−2QMR=120-2Q(べき乗の微分:QnQ^n を微分すると nQn−1nQ^{n-1}、定数は0)、総費用 40Q40Q を微分すると限界費用40円です。120−2Q=40120-2Q=40 より40個を、価格 120−40=80120-40=80 円で売ります。このページでは、この市場を「基本の市場」と呼びます。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ
地方上級★★★特別区Ⅰ類★★★
市役所★★★国家総合職★★
国家一般職★★国家専門職—

地方上級・特別区・市役所でよく出ている論点です。

よく出るタイプ

独占の問題は、次の5つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

次にやること

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