6分でわかる費用と供給

ミクロ経済学・生産者の行動

費用と供給とは・限界費用と平均費用

30秒でわかる費用と供給

この論点では、価格を自分では動かせない企業(完全競争の企業)が、費用を見て「何個つくるか」「つくるのをやめるか」を決めるしくみを学びます。生産量を QQ、価格を PP と書きます。

総費用(TC)

固定費用(FC:つくらなくてもかかる)+ 可変費用(VC:つくる量で変わる)

平均費用(AC)・平均可変費用(AVC)

AC = 総費用 ÷ 生産量、AVC = 可変費用 ÷ 生産量

限界費用(MC)

あと1個つくると増える費用。総費用を生産量で微分したもの

利潤を最大にする生産量

価格 = 限界費用(MCが右上がりの側。価格がAVCの最低値より低ければ生産量0)

損益分岐点・操業停止点

価格がACの最低点(損益分岐点)なら利潤0、AVCの最低点(操業停止点)より低いと生産をやめる
総費用 TC=Q³−12Q²+66Q+256 の企業の、限界費用曲線MC・平均費用曲線AC・平均可変費用曲線AVC。MCはAVCの最低点A(6個・30円)と、ACの最低点B(8個・66円)を通る費用・価格生産量686630MCACAVC操業停止点損益分岐点AB
MCはAVCの最低点A(操業停止点)と、ACの最低点B(損益分岐点)を通る

この図の企業は総費用が TC=Q3−12Q2+66Q+256TC=Q^3-12Q^2+66Q+256(費用は円、生産量は個)です。図の点B(66円)の価格なら利潤はちょうど0、点A(30円)より価格が下がると生産をやめます(求め方はタイプ2で扱います)。このページでは、この企業を「基本の企業」と呼び、各タイプの例で使います。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ
地方上級★★★特別区Ⅰ類★★
市役所★★★国家総合職★★
国家一般職★★国家専門職★★★

計算と、図の読み取りと、文の正誤がそろって出る論点です。

よく出るタイプ

費用と供給の問題は、次の5つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

次にやること

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