4分でわかるN進法の解き方

数的推理

N進法とは・位取りのしくみ

30秒でわかるN進法

ふだん使っている数は10進法です。10集まると1つ上の位に繰り上がるので、位は右から1の位・10の位・100の位……と、左へ1つ進むごとに10倍になります。N進法は、これを「N集まると繰り上がる」に変えた数の書き方で、位は右から1、N、N×N……と、左へ1つ進むごとにN倍になります。

使える数字

N進法で使える数字は 0〜N−1 のN個だけ(5進法なら0・1・2・3・4)

N進法 → 10進法

各位の数字に位の重み(その位の1つが表す大きさ)を掛けて足す

10進法 → N進法

Nで割り続け、最後の商を先頭に、余りを後に出たものから順に並べる
25の位5の位1の位合計
重み2551
数字412
掛けた値10052107
5進法の412は、25の位が4つ、5の位が1つ、1の位が2つなので、10進法の107です

10進法の3507なら、3×1000+5×100+0×10+7×13 \times 1000 + 5 \times 100 + 0 \times 10 + 7 \times 1 です。N進法も同じ形で、重みの1000・100・10・1が、Nを何回か掛けた数に変わるだけです。このページでは、5進法で書いた412を 412(5)412_{(5)} と書くことがあります。何も付けない数は10進法です。

位の重み(右から)

1, N, N2, N3, …1,\ N,\ N^2,\ N^3,\ \dots(N2N^2 は N×NN \times N、N3N^3 は N×N×NN \times N \times N)

このページでは、位を右から数えて「1けた目・2けた目…」とも呼びます。5進法なら、3けた目が25の位、2けた目が5の位、1けた目が1の位です。

進法4けた目3けた目2けた目1けた目
10進法1000100101
2進法8421
3進法27931
5進法1252551

11進法以上では、1けたで10や11を表す必要があるので、10をA、11をB…のように文字1つで書きます。たとえば12進法の1Aは 1×12+10=221 \times 12 + 10 = 22 です。

N進法から10進法への直し方

位ごとに「数字 × 重み」を出して足します。2進法の10110なら、重みは左から16・8・4・2・1です。

位重み数字掛けた値
5けた目16116
4けた目800
3けた目414
2けた目212
1けた目100
合計22

10110(2)=16+4+2=2210110_{(2)} = 16 + 4 + 2 = 22 です。

10進法からN進法への直し方

Nで割って、余りを書き出すことをくり返します。割った答え(商)がNより小さくなったら止めます。商がNと同じか大きいうちは、まだ割ります。止めたら、最後の商を一番上の位に置き、そこから余りを後に出たものから順に並べます。107を5進法に直します。

107を5で割り続ける

割り算商余り
1回目
2回目
最後の商
  1. 1回目:107÷5
  2. 2回目:21÷5
  3. 最後の商:2回目の商4を一番下の行に書き写す

読む順:最後の商4 → 2回目の余り1 → 1回目の余り2(表の左下から、余りの列を上へ)

確かめると 4×25+1×5+2=1074 \times 25 + 1 \times 5 + 2 = 107 で、もとの数に戻ります。最初に出た余りが1の位になるのは、107を5ずつのまとまりに分けたときに、まとまりにならずに残った端数だからです。21個できた5のまとまりを、さらに5つずつ(25ずつ)まとめたときの端数1が、5の位になります。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ(泉の集計による参考値)
国家総合職★☆☆国家専門職★☆☆
地方上級★☆☆東京都★☆☆
特別区★☆☆国家一般職—ほぼ出ていない
市役所—ほぼ出ていない

出る受験先は限られますが、直し方の2つの手順を知っていれば機械的に解ける単元です。手順さえ覚えれば、短い時間で取れる問題になります。

よく出るタイプ

N進法の問題は、次の3つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

次にやること

「N進法」の問題一覧(10問)

先に読む単元

次に読む単元

一次試験の数的処理対策のあとは面接カード作成・面接対策も
AI で万全に

受験先の試験日程も、まとめてチェック