3分でわかる国際収支

マクロ経済学・開放経済

国際収支とは・経常収支と金融収支

30秒でわかる国際収支

国際収支は、1年などの期間に、ある国の居住者(その国に生活や仕事の拠点がある人・企業・政府。国籍では決まりません)が外国の人と行った取引を、すべて記録した統計です。取引は中身によって、次の3つの大きな区分に振り分けます(今の区分。2014年の見直しからの形)。対価は取引の見返りに受け取るもの(代金・給料・利子など)、誤差脱漏は集計の漏れや時期のずれで合わない分を埋める調整の項目です。

経常収支

財・サービスの輸出入(貿易・サービス収支)+ 所得の受け払い(第一次所得収支)+ 対価の無い移転のうち、受け取った側で使われてなくなるもの(第二次所得収支)

資本移転等収支

対価の無い移転のうち、建物・設備などの資本になるもの(と債務の免除)。ほかに、商標権などの生産されたものではない資産の売り買いもここに入ります

金融収支

居住者が持つ外国の資産の増加から、外国への負債の増加を引いたもの。資産が増えるとプラス、負債が増えるとマイナス

国際収支の恒等式

経常収支 + 資本移転等収支 − 金融収支 + 誤差脱漏 = 0

先に読む論点GDP統計

試験での出方

受験先ごとの出やすさ
地方上級★★★特別区Ⅰ類★★
市役所★★★国家総合職★
国家一般職★★国家専門職★★★

出題は「取引をどの区分に入れるか」の文の正誤がほとんどです。計算はほぼ無く、区分の定義と、金融収支のプラス・マイナスの向きを覚えているかで決まります。

よく出るタイプ

国際収支の問題は、次の2つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

次にやること

「国際収支」をランダムに演習「国際収支」の問題一覧(3問)

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