5分でわかる公共財

ミクロ経済学・市場の失敗

公共財とは・非競合性と非排除性

30秒でわかる公共財

公共財は、みんなが同じものを同時に使えて、お金を払わない人も使えてしまう財です。国の防衛や街灯がその例です。財がこの2つの性質をもつかどうかは、次の言葉で問われます。あわせて、公共財をどれだけ用意するのがよいかの条件も覚えます。

非競合性

1人が使っても、ほかの人が使える量が減らない(同時に使える)

非排除性

お金を払わない人を、使うことから締め出せない(締め出すのに費用がかかりすぎる)

最適な量

同じ量での全員の限界便益(もう1単位増えたら何円分うれしいか)の和 = 限界費用(もう1単位つくるのに追加でかかる費用)
住民Aの限界便益 90−Q と住民Bの限界便益 44−Q を縦に足した線(44単位で折れる)が、限界費用70円と点E(32単位)で交わる円公共財の量324490134907044Aの限界便益Bの限界便益2人の和限界費用E
2人の限界便益を同じ量で縦に足した線(橙)が、限界費用の線と交わる点Eの量が最適

先に読む論点余剰分析

締め出せないので、費用を払わずに、ほかの人が払って用意した公共財を使う人が出ます。これをただ乗り(その人をフリーライダー)と呼びます。だれも払いたがらないので、市場にまかせると公共財は少なくしか供給されず、政府が税で供給することが多くなります。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ
地方上級★★特別区Ⅰ類★★
市役所★★★国家総合職★★
国家一般職★国家専門職—

市役所でとくによく出ます。財の分類と最適供給の条件を問う文の正誤と、限界便益の式から最適な量を出す計算・図の問題が出ます。

よく出るタイプ

公共財の問題は、次の4つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

次にやること

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