5分でわかる展開図の解き方

判断推理

展開図とは・立方体の展開図の見方

30秒でわかる展開図

展開図は、立体の表面を辺で切り開いて、1枚の平面に広げた図です。試験では、展開図を組み立てたときに「どの面が向かい合うか」「どの辺や点が重なるか」「模様がどう見えるか」が聞かれます。

向かい合う面

立方体では、1列に並んだ面の1つ飛ばし(間に1枚はさんだ2枚)が向かい合う

重なる辺

展開図のすき間で90°の角をはさむ2本の辺は、組み立てると1本の辺になる

面の移動

面は、90°の角のまわりに回して隣へ付け替えてよい(模様も一緒に90°回る)
横4枚の列の右端の上と下に1枚ずつ付いた展開図。列は左から丸・三角・丸・三角、上と下は四角の印で、同じ印どうしが1つ飛ばしの位置
同じ印の面どうしが向かい合います。横の列は1つ飛ばし、右端の上と下の2枚も、間のマスを1つ飛ばした組です

立方体の展開図は、つながり方の違いで全部で11種類あります。覚えなくても、上の3つの見方で、どの形でも同じように解けます。立方体は6面なので、1つの面と向かい合う面はちょうど1枚です。この「1枚だけ」が、あとで重なる面を見つける手がかりになります。

展開図の解き方:重なる辺と面の移動

組み立てたときに1本の辺になる2本の辺を、このページでは重なる辺と呼びます。次の順に組を作ります。

  1. 展開図の外側のふちで、2本の辺が90°のすき間をあけて1つの点に集まっているところを全部探します。その2本が重なります(図のア〜エ)。
  2. そこから外側へ、となりの辺どうしも順に重なっていきます(イからたどるとキ、その先がカ)。たどった先の辺がもう別の組に入っていたら、そこで止めます。2本の手前の角がどちらも外へ出っぱった角(正方形1枚の角)のときも止めます。
  3. 最後に2本だけ残ったら、その2本が重なります(オ:Aの左の辺とFの下の辺)。もっと多く残る形では、面を移して確かめます。
上の段にA・B、中の段にC・D・E、Dの下にFの展開図。外周の辺に、重なる辺どうしが同じカタカナ(ア〜キ)で書かれている。90°の角の4組は橙
同じカタカナの辺どうしが、組み立てると重なる

重なる辺で面を切り離し、相手の辺に付け替えても、組み立てると同じ立方体になります。これを面の移動と呼びます。下の図では、Aを、Cの左上の角を中心に90°回してCの左へ移しています。移すと A・C・D・E が横一列になり、1つ飛ばしの AとD、CとE が向かい合うことがすぐ読めます。

Aを、Cの左上の角のまわりに90°回してCの左へ移す2コマの図。Aの上向きの矢印は、移した後は左向きになる
面を移すと、面にかいた模様も同じ向きに90°回る

模様をどちらへ回すかは、くっつく辺で決めます。Aの下の辺はCの左の辺と重なるので、移した後はAの下の辺がAの右側にきます。下にあった辺が右へくる回し方なので、上向きだった矢印は左向きになります。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ(泉の集計による参考値)
地方上級★★☆東京都★★☆
特別区★★☆国家総合職★☆☆
国家一般職★☆☆国家専門職★☆☆
市役所★☆☆

地方上級・東京都・特別区でやや多く、ほかの受験先でも出ています。立方体の展開図が中心で、次に正八面体の展開図が出ます。サイコロの目の問題やほかの立体の問題(切断など)も、この単元の見方の上に立っています。

よく出るタイプ

展開図の問題は、次の5つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

このほか、正十二面体・正二十面体の展開図も、国家総合職などでまれに出ます。向かい合う面は、1列に並んだ面の両端(正十二面体は4枚、正二十面体は6枚の列)で見つけます。

次にやること

「展開図」の問題一覧(16問)

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