3分でわかる位相の解き方

判断推理

位相とは・一筆書きの条件

30秒でわかる位相

位相は、図の点と線のつながり方だけを見る単元です。線の長さや角度、まっすぐかどうかは関係しません。試験では主に、一筆書き(筆を紙から離さず、すべての線をちょうど1回ずつなぞって描くこと。同じ点は何度通ってもよい)ができるかを問います。

一筆書きできる条件

図が1つにつながっていて、奇点(そこから出ている線の数が奇数の点)が 0個か2個

始めと終わり

奇点が0個なら、どの点から始めても始めた点に戻って終わります。奇点が2個なら、一方の奇点から始めて、もう一方の奇点で終わります
正方形ABCDに対角線ACを1本引いた図。点の丸の中に線の数があり、Aは3、Bは2、Cは3、Dは2。奇数のAとCが橙で、Aに「始め」、Cに「終わり」とある
AとCは線が3本の奇点。奇点が2個なので、Aから始めてCで終わる一筆書きができます(例:A→B→C→D→A→C)

線の数が1・3・5…本の点を奇点、2・4…本の点を偶点と呼びます。線1本には端が2つあるので、全部の点の線の数を足すと、線の本数のちょうど2倍(偶数)になります。奇数を奇数個足すと合計は奇数になってしまうので、合計が偶数になるには奇点の数も偶数でなければなりません。だから奇点の数はいつも偶数で、1個や3個にはなりません。

「図がつながっている」とは、どの点からも線をたどって、ほかのすべての点へ行けることです。図に黒丸が無いところで線が交わって見えても、そこは点ではありません。そこで別の線へ乗り換えることはできません。

位相とは:つながり方が同じ図形の見分け方

位相では、図をゴムでできたものと考えます。切ったり貼ったりせずに、伸ばしたり曲げたりして重なる2つの図は「つながり方が同じ図」です。見分けるときは、次の順にくらべ、1つでも合わなければ違う図です。

  1. 点の数と線の数
  2. 点ごとの線の数の並び(「4本の点が1つ、2本の点が4つ」など)
  3. 線の数が同じ点どうしを対応させて、それぞれがどの点とつながっているか(例:4本の点が、2本の点のどれとつながっているか)
点5・線6の図が3つ。元の図は2つの三角形が1点でつながる形で、線の数は4が1つ、2が4つ。同じつながりの図は、左上の小さな三角形と下へ引き伸ばした三角形が1点でつながる形で、線の数も同じ。違うつながりの図は五角形に対角線を1本引いた形で、3が2つ、2が3つ
丸の中の数は、その点から出ている線の数

元の図(左)と右の図は、どちらも点5・線6で、比べ方の1番目は同じです。それでも比べ方の2番目の線の数の並びが「4本が1つ、2本が4つ」と「3本が2つ、2本が3つ」で違うので、つながり方は違います。真ん中の図は形が違って見えますが、線の数の並びは同じです。さらに比べ方の3番目でも、4本の点が2本の点4つすべてとつながり、2本の点は2つずつ組になって三角形を作っている、というつながり方が元の図と同じです。

試験では、与えられた図とつながり方が同じ図を選ぶ問題や、路線図と同じつながりの図を選ぶ問題も出ます。どれもこの順でくらべます。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ(泉の集計による参考値)
国家一般職★☆☆国家専門職★☆☆
地方上級★☆☆東京都★☆☆
特別区★☆☆市役所★☆☆
国家総合職—ほぼ出ていない

国家総合職を除くどの受験先でも★1つで、出る回数は多くありません。ただ、点ごとに線の数を数えれば解ける問題が多く、短い時間で取りやすい単元です。

よく出るタイプ

位相の問題は、次の3つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

次にやること

「位相」の問題一覧(8問)

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