6分でわかる交換経済とパレート最適

ミクロ経済学・市場と余剰

パレート最適とは・エッジワース・ボックスの見方

30秒でわかる交換経済とパレート最適

パレート改善は、だれの効用(満足の大きさ)も下げずに、少なくとも1人の効用を上げる配分の変え方です。パレート最適(パレート効率的)は、パレート改善の余地が無く、だれかを良くするとほかのだれかが必ず悪くなる状態です。

限界代替率(MRS)は、X財をあと1単位もらう代わりに手放してもよいY財の量(効用が同じ組を結んだ無差別曲線の接線の傾きの大きさ)です。MRSAMRS_A はAの、MRSBMRS_B はBの限界代替率、PX/PYP_X/P_Y はX財とY財の価格の比です。

パレート最適(交換)

MRSA=MRSBMRS_A = MRS_B(2人の無差別曲線が接する)

競争均衡(市場の取引で落ち着く点)

MRSA=MRSB=PX/PYMRS_A = MRS_B = P_X/P_Y(予算線が2人の無差別曲線に同じ点で接する)

生産も入れた経済全体

MRS=MRTMRS = MRT(MRT は限界変形率。タイプ4)
エッジワース・ボックス。点Wで2人の無差別曲線が交わってレンズができ、点Eで2人の無差別曲線が接している
Wでは2人の無差別曲線が交わり、間のレンズに移れば2人とも良くなります。Eでは接していて、2人とも良くなる移動はもうありません

先に読む論点効用最大化

このページでは、今あるX財とY財を2人(AとB)で分け合う経済(交換経済。作ることは考えない)を、エッジワース・ボックスという箱の図で見ます。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ
地方上級★特別区Ⅰ類★★
市役所★★国家総合職★★★
国家一般職★★国家専門職—

図の点を比べる問題と文の正誤の問題が多く、計算は契約曲線とワルラス法則に集まります。

よく出るタイプ

交換経済とパレート最適の問題は、次の5つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

次にやること

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