4分でわかる円と接線の計量の解き方

数的推理

円と接線の計量とは・接線の2つの性質

30秒でわかる円と接線

接線は、円と1点だけで触れる直線です。触れている点を接点といいます。円と接線の計量は、次の2つの性質で直角三角形を作り、長さや面積を出す問題です。

性質1

接点で、半径と接線は直角に交わる

性質2

円の外の点から引いた2本の接線の長さは等しい(PA=PBPA = PB)
円Oと円の外の点P。Pから引いた2本の接線の接点がAとB。中心Oと接点A・Bを結ぶ半径は赤い破線で、AとBに直角の印。PAとPBは橙の太線で、等しい長さの印が付いている
中心Oと接点を結ぶと直角ができ、Pから接点までの長さは2本とも同じです

接線の長さ(半径を r とする)

PA=OP2−r2PA = \sqrt{OP^2 - r^2}

接線の長さの式は、三平方の定理から出ます。直角三角形では、斜辺(直角の向かいの辺)の長さの2乗が、ほかの2辺の長さの2乗の和に等しくなります(三角形の性質の単元で詳しく扱います)。上の図の三角形OAPは、性質1よりAが直角で、斜辺はOPです。なので OP2=r2+PA2OP^2 = r^2 + PA^2 となり、ここから PA2=OP2−r2PA^2 = OP^2 - r^2 です。

このページでは、角を「∠APB」のように書きます。真ん中の文字Pが頂点で、PAとPBがつくる角のことです。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ(泉の集計による参考値)
国家専門職★☆☆地方上級★☆☆
東京都★☆☆特別区★☆☆
市役所★☆☆国家一般職—ほぼ出ていない
国家総合職—ほぼ出ていない

円と接線だけの問題は多くありません。円の面積(図形の計量の単元)や三角形の問題に混ざって出ることが多い単元です。ただ、2つの性質は図形の問題全体で使う道具なので、先に押さえておくと図形の問題が解きやすくなります。

よく出るタイプ

円と接線の計量の問題は、次の3つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

次にやること

「円と接線の計量」の問題一覧(5問)

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