4分でわかる資料解釈(帯グラフ)の解き方

資料解釈

帯グラフとは・構成比と実数の公式

30秒でわかる帯グラフ

帯グラフは、全体を100%とした1本の帯を項目ごとに区切り、構成比(全体に占める割合)を表したグラフです。試験では年ごとの帯が縦に並び、各年の合計が括弧の中に書いてあります。構成比ではない実際の台数や人数を実数といいます。

実数に戻す

項目の実数=その年の合計×構成比100\text{項目の実数} = \text{その年の合計} \times \dfrac{\text{構成比}}{100}

同じ年の2項目

エアコンの実数洗濯機の実数=エアコンの構成比洗濯機の構成比\dfrac{\text{エアコンの実数}}{\text{洗濯機の実数}} = \dfrac{\text{エアコンの構成比}}{\text{洗濯機の構成比}}(合計は約分されて消える)

違う年の同じ項目

実数の倍率=構成比の比×合計の比\text{実数の倍率} = \text{構成比の比} \times \text{合計の比}
家電メーカーの出荷台数の構成比の帯グラフ。一番上の帯の区切りの上に、左からエアコン・冷蔵庫・洗濯機・その他と書かれている。2022年(合計800千台)はエアコン45.0・冷蔵庫25.0・洗濯機15.0・その他15.0、2023年(1,000千台)は40.5・24.0・20.5・15.0、2024年(960千台)は42.5・22.5・20.0・15.0
ある家電メーカーの出荷台数。このページの「例で確かめる」は、すべてこの図で説明します

図の数は構成比なので、そのままでは「何台」か分かりません。たとえば2023年のエアコンは、合計1,000千台(100万台)の40.5%なので 1000×0.405=4051000 \times 0.405 = 405 千台(40万5千台)です。

構成比どうしの差は「ポイント」で表します。エアコンは45.0%から40.5%になったので「4.5ポイント下がった」で、「4.5%減った」とは別のものです(タイプ3で扱います)。

1つの年だけの割合を円で表すのが円グラフ、年ごとの帯を並べて変化を見るのが帯グラフです。円グラフは 資料解釈(円グラフ)の解き方 で扱います。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ(泉の集計による参考値)
東京都★★★国家一般職★★☆
特別区★★☆国家総合職★☆☆
国家専門職★☆☆地方上級★☆☆
市役所★☆☆

東京都では構成比の資料がとくによく出ます。どの受験先でも、5つの選択肢から「正しくいえるのはどれか」を選ぶ形がほとんどです。

よく出るタイプ

帯グラフの選択肢は、次の4つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

資料解釈の帯グラフの解き方:選択肢を仕分ける

帯グラフの問題は、5つの選択肢を合計を使うかどうかで仕分けると速く解けます。

選択肢の言い方使うもの重さ
構成比が最も高い・2項目の構成比を足した値・同じ年の「洗濯機に対するエアコンの比率」図の構成比だけ軽い
違う年の同じ項目が「増加・減少」「何人以上多い」構成比と合計中くらい
増加率・指数・年平均・累計構成比と合計(何年分も)重い

増加率・指数・累計・年平均の意味は、タイプ3とタイプ4で説明します。軽い選択肢から確かめ、正しいものが見つかったら重い選択肢は計算しないで済ませます。割り算を速くする概算の技は 資料解釈(計算の技)の解き方 にまとめています。

次にやること

「資料解釈(帯グラフ)」の問題一覧(21問)

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