6分でわかる経済成長理論

マクロ経済学・経済成長と景気循環

経済成長理論とは(ハロッド=ドーマーとソロー・モデル)

30秒でわかる経済成長理論

経済成長理論は、国民所得(YY)が長い目で見て何%ずつ伸びるかを、資本(機械・工場)と労働の増え方から説明する理論です。ケインズ派の流れをくむハロッド=ドーマー・モデルと、新古典派のソロー・モデルの違いは、資本と労働を代わりに使えるかの1点から始まります。

保証成長率(ハロッド=ドーマー)

Gw=s÷vG_w = s \div v(貯蓄率 ÷ 資本係数)。資本を余らせず使い切る伸び

自然成長率

Gn=n+λG_n = n + \lambda(労働人口増加率 + 技術進歩率)。働き手を全部雇える伸び

ソロー・モデルの定常状態

sf(k)=(n+δ)ksf(k) = (n+\delta)k(1人当たりの貯蓄 = 1人当たりの資本を保つのに要る投資)

成長会計

成長率 = 全要素生産性の伸び + 資本の分け前 × 資本の伸び + 労働の分け前 × 労働の伸び
ソロー・モデル。1人当たりの貯蓄 sf(k)=0.6√k の曲線と、資本を保つのに要る投資 (n+δ)k=0.04k の直線が、点E(k=225)で交わる1人当たりの量1人当たりの資本 k2259sf(k)(n+δ)kE
貯蓄の曲線と、要る投資の直線が交わる点Eで、1人当たりの資本が止まる

先に読む論点均衡国民所得とギャップ乗数

記号は泉の問題に合わせます:貯蓄率(ss)、資本係数(vv。K÷YK \div Y)、労働人口増加率(nn)、技術進歩率(λ\lambda。ソロー・モデルの問題では gg と書くこともあります)、資本減耗率(δ\delta。資本が1年ですり減る割合)、資本(KK)、労働(LL)、1人当たりの資本(k=K÷Lk = K \div L)、1人当たりの生産(f(k)f(k))。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ
地方上級★特別区Ⅰ類★★
市役所★★国家総合職★★★
国家一般職★★★国家専門職★★★

国家公務員の試験で特によく出ます。計算(成長率・定常状態・黄金律・成長会計)と学派の主張の正誤の両方が出ます。

よく出るタイプ

経済成長理論の問題は、次の4つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

景気循環(4つの波)は「まとめ」のタブに表で置いています。

次にやること

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