5分でわかる投影図の解き方

判断推理

投影図とは・三面図の約束

30秒でわかる投影図

投影図は、立体を真正面・真上・真横から見た形を、平面にかいた図です。手前から見た正面図、真上から見た平面図、右から見た右側面図の3枚をまとめて三面図と呼びます。立体を斜め上から見て奥行きが分かるようにかいた図は、見取り図と呼びます。

線の約束

その向きから見える辺は実線、ほかの部分に隠れて見えない辺は破線でかく

図の並べ方

平面図は正面図の上に、右側面図は正面図の右に置く

そろう長さ

正面図と平面図は横の幅、正面図と右側面図は高さ、平面図と右側面図は奥行きが同じ
奥の列のまん中の上がへこんだ直方体の見取り図と三面図。平面図ではへこみが実線、正面図と右側面図ではへこみが破線でかかれている
奥の上がへこんだ立体です。へこみは真上からは見えるので平面図では実線、手前や右からはほかの部分に隠れるので、正面図・右側面図では破線になります

向きの読み方を先に覚えておきます。平面図は下側が手前(正面の側)です。右側面図は左端が手前で、右端が奥です。立体の右に立って左を向くと、左手の側が手前、右手の側が奥になるからです。なので、右側面図を右端から左へ読むと、奥から手前の順に並びます。

三面図から立体を決める手順

平面図のマス目で、奥から手前へ縦に並ぶマスのまとまりを列、左から右へ横に並ぶマスのまとまりを行と呼びます。

解き方の手順

  1. 1

    向きを確かめる

    平面図の下側と、右側面図の左端が手前です(左側面図なら右端)。
  2. 2

    平面図で置き場所を見る

    何かがあるマスが分かります。何個積んであるかは分かりません。
  3. 3

    正面図で列ごとの高さを見る

    正面図は、左右の列ごとに、その列で一番高い所の高さを表します。
  4. 4

    右側面図で行ごとの高さを見る

    右側面図は、奥から手前までの行ごとに、その行で一番高い所の高さを表します。
  5. 5

    3枚と合うかを確かめる

    3枚とも合えば、その立体はありえます。1枚でも合わなければ違います。

積み木の問題では、三面図を方眼でかき、その向きから見て積み木が見えるマスを塗って表します。平面図の●は、そのマスに積み木があるという印です。

大事なのは、3枚の図がそろっても、立体が1つに決まるとは限らないことです。下のアとイは3枚の図が同じなのに、8個と10個です。正面図の左の列の高さ2は「左の列のどこかに2段がある」という意味で、アは奥だけ、イは奥も手前も2段です。

立体ア(8個)と立体イ(10個)の見取り図と、どちらにも共通する三面図。平面図は横3・縦2の6マスすべて、正面図は左から2段・1段・2段、右側面図は2段・2段
3枚の図が同じでも、立体は1つに決まらない

だから試験では、「積み木は最小で何個か・最大で何個か」「この図と矛盾しない立体はどれか」のように聞かれます。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ(泉の集計による参考値)
地方上級★★☆特別区★★☆
国家一般職★☆☆国家専門職★☆☆
東京都★☆☆市役所★☆☆
国家総合職—ほぼ出ていない

地方上級と特別区でやや多い単元です。積み木や玉の個数を数える問題(下のタイプ1・2)は、数字や印を書き込んだ表を作れば手順どおりに解けるので、取りこぼしたくない問題です。

よく出るタイプ

投影図の問題は、次の4つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

このほか、立体に光を当ててできる影の形を考える問題が出ることもあります。

次にやること

「投影図」の問題一覧(13問)

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