6分でわかる投資理論

マクロ経済学・消費と投資

投資理論とは・割引現在価値と投資の限界効率

30秒でわかる投資理論

経済学でいう投資(I)は、工場や機械のように将来の収益を生む設備(資本)を買う支出です。株を買うことは入りません。投資理論は「企業はどれだけ投資するか」を、利子率(r)・所得・株価などから説明します。

まず割引現在価値です。利子率4%なら、今の100万円を預けると1年後に104万円になります。だから1年後の104万円は、今の100万円と同じ値打ちです。将来のお金を今の値打ちに直すことを「割り引く」といいます。

割引現在価値

n年後の額 ÷(1+利子率)を n 回

投資の限界効率

割り引くときに使う率(割引率)を動かし、収益の割引現在価値の合計が投資の費用とちょうど等しくなったときの率(その投資の見込みの収益率)

投資するかどうか(ケインズ)

投資の限界効率 > 利子率 なら投資する(収益の割引現在価値の合計 > 費用 と同じ)

毎年同じ額が永久に続くとき

割引現在価値 = 毎年の額 ÷ 利子率
5つの投資の案を、限界効率の高い順に左から並べた階段(投資の限界効率)と、利子率5%の線。線より上の機械・倉庫・店舗の70億円が採られる限界効率・利子率(%)投資(億円)705採る70億円投資の限界効率機械10%倉庫8%店舗6%車両4%システム2%利子率5%E0
利子率5%の線より限界効率の高い案(70億円ぶん)が採られる

階段の1段が1つの案(高さが限界効率、横の長さが投資額)で、5%の線より上の3段(20+30+20=70億円)が採られます。この5つを「基本の案」と呼びます。

試験での出方

受験先ごとの出やすさ
地方上級★★特別区Ⅰ類★★★
市役所★★国家総合職★★
国家一般職★国家専門職★★

割引現在価値の計算と、投資理論どうしを比べる文の正誤が中心です。

よく出るタイプ

投資理論の問題は、次の5つのタイプに分けられます。カードを押すと、そのタイプの解き方に切り替わります。

次にやること

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